学習障害とは、知的障害ではないが、読み書きや計算などのある特定分野で困難を伴う状態のことです。LDとも呼ばれており、現代医学でもまだはっきりとは解明されていません。社会性が困難な場合や、運動や注意集中の困難などの場合もあります。
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乳児期の学習障害の特徴
学習障害は、子供の成長過程（乳児期・幼児期・学童期・思春期）によって症状の発見のポイントがあります。
まずは「乳児期」における学習障害の特徴について。
・おとなしくて手がかからない。かと思えば、かんしゃくを起こしやすかったり、あまり眠らなかったりする。
・一人座りや立ち、歩くなどの進歩が人より遅い・話し言葉の遅れ・大人の真似をして言葉を発するというのがみられない…などの発育の遅れ
・視線を合わせない・触られることを嫌がる…などのコミュニケーションの拒絶
・特定のものばかりに興味を示し、他には興味を示さない…興味の過度の狭さ。
このような症状がみられます。
発育には個人差がありますので、この段階での少々の遅れがまさか学習障害だとは思わなかった、という場合が多いようです。
特に近所付き合いが薄い環境で母親がひとりで子育てしていると、他の子と比較することが出来ないのでなおさら気付きにくくなるのです。
乳児期の変化に気づくには、母親以外の人間（父親や近所の人など）が子供に接することが重要です。
いつも一番近くにいる母親とは違った目線で見られるので、わずかな変化や兆候などがより見えやすいかも知れません。
また、子育てを終えた母親の母親の観察力により発見出来ることもあります。
ただ、何か変だと思ったら安易に決めつけずに専門家の意見を聞くようにしてください。
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