学習障害の特徴<学童期>

学習障害の特徴<学童期>

学習障害学習障害とは、知的障害ではないが、読み書きや計算などのある特定分野で困難を伴う状態のことです。

LDとも呼ばれており、現代医学でもまだはっきりとは解明されていません。社会性が困難な場合や、運動や注意集中の困難などの場合もあります。
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学習障害の特徴<学童期>

学習障害の特長は「学童期」に入ると、他の生徒との比較が容易になるので学習障害が表面化してきます。

 

よく見られる特徴は以下のようになります。

 

・集中力がなく、授業中、机に座って授業を聞くことが出来ない。
・着替えや給食を食べるのが遅い。
・勉強道具を忘れがちで、また自分の机が整理整頓できない。
・興奮しやすく、パニックを起こしやすい。
・悪ふざけや乱暴な面がみられ、友達とトラブルを起こしやすい。
・孤立しがちなので、先生などと仲良くなりたがる。
・先生の言うことを聞かない。また注意や規則を守れない。
・日時や時間などの概念が理解できない。
・「に」「が」「は」などの助詞を間違える、あるいは突然理解不能なことをしゃべり出す。
・国語の文章をすらすらと読むことができず、登場人物の気持ちが理解できない。
・左右逆の文字(鏡文字)を書く。
・文字や作文を書くのがかなり苦手。
・計算や図形が理解できない。また工作や全身運動が苦手なことも。

 

暴力的なことを起こすなどのトラブルも生じやすく、先生の言うことを聞けないので学校では問題児扱いとなります。
それにより同級生からのいじめや拒絶などの対象となり、不登校や劣等感を高める原因になる場合もあります。

 

このような生徒がいた場合、学習障害を疑ってみてもよいと思います。
その子が実際学習障害だとしたら、それなりの対応や対処も出来ますし、不必要にその子やその親を責めたりすることも無くなります。
やはりまず大人が理解することが先決です。

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